これでバズった!そのワンシーンを入れるだけで1000→100万再生に!?
まずは以下の画像をご覧ください!

ワンシーンを入れたバージョン

ワンシーンを入れる前
とあるワンシーンを入れるだけで、再生回数が大きく変わっています。ワンシーンを入れるだけで通常の投稿よりも1000倍近く再生回数が稼げています。
ショート動画の世界では「最初の2秒が大事」と言われていますが、実際には「0.1秒」でほぼ決まっています。今回はその最初の「0.1秒」によって再生回数が顕著に変わっているアカウントを見つけたのでご紹介します!
アカウント名は「ネットで洗濯.com」というぬいぐるみ専門の洗濯サービスを行っている会社さんです。

バズってる要因は?
普段の動画は1000再生や3000再生なのに対して、最初の「0.1秒」にこだわることによって100万再生以上を獲得している動画が3つありました。
このアカウントでの最初の「0.1秒」は、大きなぬいぐるみを洗濯機の中に入れるシーンを冒頭に持ってくることによってバズの再現性が出ています。
①コダック(161万再生)

②ちいかわ(153万再生)

③すみっコぐらし(127万再生)

このように、大きなぬいぐるみを洗濯機の中に入れるシーンを冒頭に持ってくるだけで、再生回数が1000倍以上に跳ね上がっています。

通常の投稿は以下の画像のように、数千再生で止まっています。一工夫して、勝ちパターンを見つけることができれば、急に100万再生が出ることも夢ではないのです。

3つのバズってる理由
今回は1番バズっているコダック例に3つの分析結果にまとめました!
バズってる理由①
コダック×洗濯機で最初の数秒にインパクトを残している。→洗濯機の大きさに対してこのコダックのぬいぐるみの大きさが釣り合っていません。
なので、視聴者は洗濯機に入るかどうかを見届けてたいという心理が働いています。また、コダックの色は黄色なのでそこも目を引くポイントです。
バズってる理由②
みんなコダックを知っている。→一時期TikTok上でコダックがバズった瞬間がありました。コダックというキャラクターの性質上、間抜けな一面があります。
これまでの間抜けだという記憶と、洗濯機で洗われているというこのなんとも言えないニヤリとしてしまう面白さが視聴維持率を高くしています。
バズってる理由③
リアル感→コダックのこのぬいぐるみは頭を抱えているポーズをしています。洗濯機に入れられる際も、洗濯機から取り出されて体を掃除してもらっている時もずっと頭を抱えています。
ここに “なんか生きてる感じがする” というリアル感が植え付けられるのです。すると、愛着が湧き「かわいい」や「おもしろい」のような感情が湧いてきて、ユーザーが見続けることによってアルゴリズム上大切な「視聴維持率」や「視聴完了率」に寄与することになるのです。
まとめ
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最初の数秒がやっぱり大事
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リアル感を演出
また、このアカウントはコメント欄はオフにしています。コメントできないことによって、不特定多数からのネガキャンを防いでいます。
今後このアカウントが数千万再生を狙うのであれば、やはりコメント欄は開放して視聴者同士のコミュニケーションの場を作ってあげるとより一層バズります。なぜなら、コメントがたくさんついているとついつい気になって見てしまいます。他のユーザーのコメントを見ている後ろで動画が繰り返し流れていることによって、アルゴリズム上大切な「視聴維持率」や「視聴完了率」に寄与することになるのです。
その弊害として、ネガキャンも考えられるので、上手くコメントにフィルターをしたり、ネガキャンがきたらすぐコメントを消すなどの対応を取ると綺麗なアカウント運用をすることができます。
コメント欄は上手く制することができれば、ポジティブなバズにつながり、効果的な集客を叶えることができるので、アカウント運用を行っている方は上手くコントロールしてみてください!

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西村海都について
西村海都虹と満月と株式会社 代表取締役 1998年生まれ。大阪府出身。現在のSNSでの就活・採用の先駆けとなる「Twitter就活」をコロナ禍に企画。大きなバズを生み出し、就職活動のパラダイムシフトを巻き起こすことに成功。既存の概念を変える企画で「シェア」され、多くの人が「賛同」し、新たな「文化形成」を起こすコンテンツをつくるのが得意。「社会課題をエンタメにするには」というテーマでTEDxにも登壇し、新たな概念を世界に発信したことで話題に。
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